2021/5/27のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/05/24)(PDF)

ドル円日次レポート

◆急伸。バイデン米大統領の予算案拡大報道を受け、約1ヵ月半ぶりの高値を記録 ================ 昨日(5月27日)のドル円は急伸し、一時109.92円と4/9以来となる約1ヵ月半以来の高値を記録しました。 東京市場は動意に乏しく、109.04〜109.20円のレンジで推移しました。 海外市場は急伸。序盤は109円台前半でのもみ合いが続いていましたが、米ニューヨークタイムズ紙による「バイデン米大統領がインフラ拡充に6兆ドルの予算案を提案した」との報道を受けてドル円は急伸、一時109.92円と4/9以来となる約1ヵ月半以来の高値を記録しました。 また、上記の報道を受けた米10年債利回りが1.62%台まで上昇したことや、新規失業保険申請件数が42.5万件と予想44.4万件を下回ったこともドル買いの支援材料となりました。 ドル買い一服後も高値圏で推移し、109.77円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりで、上昇を示唆しています。日足チャートの中心線も緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、 2σ近辺で推移しており、バンドウォークを形成して続伸するか否かに注目です。 本日の上値目途は心理的な節目となる110.00円近辺、上抜けると3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ76.4%戻しとなる110.15円近辺が次のターゲットになります。 下値目途は61.8%戻しとなる109.64円近辺、下抜けると50.0%戻しとなる109.22円近辺が次のターゲットになります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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