ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆新型コロナウィルスワクチン接種停止の報道を受け急落
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昨日(4月13日)のドル円は、新型コロナウィルスワクチン接種停止の報道や米長期金利の下落を受けて急落し、一時109.01円の安値を記録しました。
東京市場のドル円は堅調に推移。日経平均株価や時間外の米10年債利回りが上昇したことを受け、一時109.75円と前営業日(4/13)の高値109.76円に面合わせしました。
欧州市場に入り急落。米国が血栓発生を理由に米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウィルスワクチンの接種停止を呼びかけているとの一部報道を受け、ワクチン普及が滞ることで米経済活動に支障をきたすとの懸念からドル売りが加速し、20時頃には109.12円まで下落しました。
NY市場も続落。21時30分に発表された3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで(予想2.5%、結果2.6%)ドル買いが先行し、一時109.59円まで値を戻したものの、好調な米30年債の入札結果を受けて米10年債利回りが下落したことで再びドル売り優勢となり、朝方5時頃に109.01円の安値をつけ、引けにかけても戻りは鈍く109.05円でNYをクローズしました。
なお、懸念されていたワクチンについては、米食品医薬品局(FDA)が23時頃の会見で「ワクチン接種停止は数日程度と考えている」との見解を示したことで、投資家による過度なリスク回避姿勢は和らいでいます。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線が下向きになっており、下落を示唆しています。なお、日足チャートでは中心線が上昇から横這いに転じ、もみ合いを示唆しています。
本日の下値目途は3/23安値から3/31高値のフィボナッチ76.4%押しとなる109.00円、下抜けた場合には100.0%押しとなる108.39円をみています。また、チャネルライン(チャート参照)を一時的に下回っているので、下落が加速するのか、価格が回復するかにも注目しております。
高値目途は61.8%押しとなる109.37円、上抜けると50.0%押しとなる109.68円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。