2021/3/17のドル円相場の考察

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/03/15)(PDF)

ドル円日次レポート

◆FOMCを経て108.74円まで下落 ================ 昨日(3月17日)のドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表前は109円を挟んだ狭いレンジでの値動きでしたが、FOMCを経て108.74円まで下落する展開となりました。 東京市場は時間外の米10年債利回りが高い水準で推移したことから108.96円から小幅に上昇し、109.19円まで上値を伸ばしました。 欧州市場は本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を前に様子見ムードが広がり、109.02円〜109.23円と21銭幅でのもみ合いとなりました。 NY市場は米長期金利が約1年2ヵ月ぶり高水準となる1.687%へ上昇したことを背景にドル買いが先行し109.32円まで上昇しましたが、3/15高値109.36円が意識され伸び悩む展開となりました。 注目されたFOMCでは、政策金利の据え置きおよび量的緩和の継続を全会一致で決定。 2023年までのゼロ金利継続の方針(FOMC参加者18名中11名が2023年末までの政策金利据え置き予想)が伝わると市場では景気回復の加速を背景にした早期利上げ観測が後退し、米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となり109円を割り込む展開となりました。 その後のパウエルFRB議長の会見では「一時的にインフレ率が2%を超えたとしても利上げの要件を満たさない」とのハト派よりの発言から日通し安値となる108.74円まで続落しました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみるとボリンジャーバンドは中心線が下向きでエクスパンションを形成し強い下落を示唆しています。ただし108.35円〜108.80円に存在する抵抗帯で下げ止まっています。日足チャートで見るとボリンジャーバンドは右肩上がりで上昇を示唆しています。 以上のことから本日の下値目途は3/10安値の108.33円となり、下抜けると3/5安値の107.82円が次のターゲットとなります。高値の目途は3/15高値の109.36円となり、上抜けると昨年6/8高値となる109.69円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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