ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆105円台前半で方向感に欠ける展開
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昨日(2月23日)のドル円は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で金融緩和策を維持といった従来の金融政策に変化が無かったことでサプライズはなく、105円前半でのもみ合いとなりました。
東京市場は天皇誕生日の祝日で市場流動性が低下するなか、104.92円〜105.09円と17銭幅の狭いレンジで推移しました。
欧州市場は株価の下落を背景としたリスク回避のドル買いが優勢となり、105.31円まで上昇しました。
NY市場は24時に予定されていたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を前にポジション調整目的の買いも入り、一時105.42円と日通し高値を更新しました。
ただ、議会証言にてパウエルFRB議長が「インフレと雇用環境はFRBの目標をはるかに下回っており、緩和的な金融政策が維持される可能性が高い」と述べたことで、金融緩和策を維持する姿勢が伝わると米国株が下げ渋ったため投資家の過度なリスク回避のドル買いは後退、105.06円まで下落する展開となりました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみるとボリンジャーバンドは上向きとなっていますが、 2σが収斂していることから上値の重さが確認できます。
また、一時1/27を起点としたサポートラインを下抜けており、地合いの弱さを示唆しています。日足チャートにおいては、ボリンジャーバンドの中心線は上昇を示唆しているものの、±2σがスクイーズ傾向にあり、方向感がないことを示唆しています。ただし、昨年12/28を起点としたレジスタンスラインで上値を抑えられて反落しており、1/6を起点としたサポートライン付近まで下落していることから、本日はこのレベルを割り込むかに注目です。
以上のことから本日の下値目途は、2/23安値の104.92円となり、下抜けると、1/6安値102.59円から昨年8/13高値107.05円の50.0%押しにあたる104.72円が次のターゲットとなります。
上値目途は2/22高値の105.84円となり、上抜けると2/17高値の106.22円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。