ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆1/7以来、2週間ぶりの安値103.32円まで下落
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昨日(1月21日)のドル円相場は、堅調な株価を背景にしたリスク選好のドル売りで1/7以来、2週間ぶりの安値103.32円まで下落しましたが、下値も堅く103.32円〜103.66円と34銭幅でもみ合いとなりました。
東京市場は日経平均株価が一時320円超まで上昇したことを背景に円売りが優勢となり103.66円まで上昇しましたが、戻り売りに押され103.33円まで下落し上値の重い展開となりました。
欧州市場は特段材料はなく103.36円〜103.55円と19銭幅で方向感なく推移しました。
NY市場は米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(結果26.5、予想11.5)、米新規失業保険申請件数(結果90.0万件、予想91.0万件)が軒並み良好な結果が出るとドル買いが優勢となり、東京時間高値となる103.66円まで反発しました。ただし、上値は重く103.45円まで下落してNYをクローズしています。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみるとボリンジャーバンドは中心線が下落しており、1/19高値を起点としたレジスタンスラインで上値が抑えられていることから、上値の重い展開を示唆しています。
日足チャートで見ても、3/24を起点としたレジスタンスラインの下で推移しており、上値の重い展開が継続していることがわかります。
以上のことから本日の下値目途は前日のレポートにもある通り、引き続き1/6安値102.59円から1/11高値の104.39円の61.8%押しとなる103.28円。
また、昨日(1/21)の安値103.32円もあることから103.30円付近が第1ターゲット、下抜けると1/7の安値102.95及び76.4%押しとなる103.02円の103円を挟んだエリアが次のターゲットとなります。
上値目途は38.2%押しとなる103.70円となり、上抜けると23.6%押しとなる103.96円が次のターゲットなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。