ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆約2週間ぶりの安値圏となる103.44円まで反落
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昨日(1月20日)のドル円相場は、米大統領就任式を前に様子見ムードが広がり103.80円を挟んだもみ合いが続きましたが、米国株が堅調に推移すると、リスク選好のドル売りが優勢となり、一時1/7日以来の安値となる103.44円まで下落しました。
東京市場は上昇して始まった日経平均株価が一転下落したことも嫌気され、103.92円から103.72円まで値を下げました。
欧州市場はバイデン氏の米大統領就任式を前に様子見ムードが広がり、103.71円〜103.83円の12銭幅でもみ合いとなりました。
NY市場は米国株が堅調に推移すると、リスク選好のドル売りが優勢となり、一時1/7日以来の安値となる103.44円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、103.53円でNYをクローズしています。
なお、米大統領就任式にサプライズは見られず、ジョー・バイデン氏が無事「第46代大統領」に就任しました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみるとボリンジャーバンドは右肩下がりで、1/13安値を起点としたサポートラインを下抜けて推移しており下落を示唆しています。日足チャートで見ると3/24を起点としたレジスタンスラインの下で推移しており、現在も上値の重い展開が継続していることがわかります。
以上のことから本日の下値目途は1/6安値102.59円から1/11高値の104.39円の61.8%押しとなる103.28円となり、下抜けると、1/7の安値102.95及び76.4%押しとなる103.02円の103円を挟んだエリアが次のターゲットとなります。
上値目途は38.2%押しとなる103.70円となり、上抜けると23.6%押しとなる103.96円が次のターゲットなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。