ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆新型コロナワクチンに関する報道を受けて105.64円まで急騰
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昨日(11月9日)のドル円相場は、開発中だった新型コロナワクチンが、臨床試験で90%以上に感染予防の効果があったとの発表を受けて、10月20日以来となる105.64円まで急伸しました。
ドル円は下値が堅い。朝方、週末からのドル売りの流れが継続し、103.19円まで値を下げましたが、週末11/6安値の103.17円がサポートとして意識されると下げ渋り、103.55円まで切り返す展開となりました。
欧州市場は、上昇。米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領の勝利が確実となり、米政治の不透明感が後退すると、投資家のリスク志向が高まり円売り・ドル買いが優勢になったことで、104.23円まで上昇しました。
NY市場は、急伸。米製薬大手ファイザーが独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックと共同開発中だったワクチンについて、「臨床試験で90%以上に感染予防の効果があった」との発表によって、ダウ平均が2020年2月12日につけた過去最高値2万9551.42ドルを上回り、3万ドルに迫る勢いで上昇したことに伴い、円売りが活発化し、10月20日以来の高値となる105.64円まで急伸しました。引けにかけて小反落したものの、下値は堅く、105.34円でNY市場をクローズしています。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドはエクスパンションを形成し、バンドウォークが発生していることから、強い上昇を示唆しています。ただし、σおよび-2σが収斂していることから、一旦は上げどまりとなっています。
日足チャートで見ると、ダウントレンドを継続しているものの、3/24を起点としたレジスタンスラインまで急騰しており、上方ブレイクとなれば、上昇トレンドへ転換する可能性もあります。
以上のことから、本日の下値目途は、昨日安値の103.17から昨日高値105.65円の38.2%押しとなる104.70、下抜けた場合は、50%押しとなる104.40がターゲットとなりそうです。
上値目途は、昨日高値の105.64から10/20高値の105.75円付近、上抜けた場合、10/7、10/8高値の106.10近辺と予想します。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンドを表示しています。