ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆3/12以来、約8ヵ月ぶり安値となる103.44円まで急落
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昨日(11月5日)のドル円相場は、米大統領選の結果が近く判明するとの見方から、米政治の不透明感が後退し、リスク選好のドル売りが優勢となり、3/12以来、約8ヵ月ぶり安値となる103.44円まで急落しました。
東京市場は、弱含み。米大統領選でのバイデン氏優勢との報道からドル売りが先行し、104.56円から104.22円まで値を下げました。
欧州市場は、下落。東京時間のドル売りの流れを引き継ぎ、一時104円を割れて、103.95円まで下落しました。
NY市場は、急落。米大統領選の結果が近く判明し、米政治の不透明感が後退するとの見方から、米国株を中心に世界的に株式相場が堅調に推移し、リスク選好のドル売りが優勢となり、3/12以来、約8ヵ月ぶり安値となる103.44円まで急落しました。また、当日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場予想通りFF金利の誘導目標を0.00-0.25%に据え置くことを全会一致で決定し、声明では、事実上のゼロ金利政策を継続すると改めて表明しました。その後開かれたパウエルFRB議長の会見で、コロナ感染拡大の影響から経済の見通しは極めて不透明であると述べたこともドルの重しとなりました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドはエクスパンションを形成し、バンドウォークが発生していることから、強い下落を示唆しています。ただし、 2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを見せています。
日足チャートで見ると、ダウントレンドを継続しており、サポートラインとして意識されていた104.00円を割り込んだことで、ドル売りが加速し、103円半ばまで下落しています。
以上のことから、本日の下値目途は、3/12安値の103.08円とし、上値目途は、11/4高値105.34円と昨日11/5安値の104.44円の23.6%戻しとなる103.88円がターゲットとみています。上抜けた場合は、38.2%戻しとなる104.16円が次のターゲットとなります。
なお、下値103.08円を下抜けた場合は、急落する可能性が高いため注視したい。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンドを表示しています。