ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆104円割れは回避。米GDP速報値の好結果を受けて安値圏から反発
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昨日(10月29日)のドル円相場は、リスク回避の円買いで9/21以来の安値104.02円まで下落後、米GDP速報値の好結果を受け104.72円まで反発する展開となりました。
東京市場は、上値が重い。250円近く下落した日経平均株価が下げ渋ったことで104.50円まで上昇する場面もありましたが、その後は利食い売りに押され、104.30円台まで伸び悩む展開となりました。
欧州市場は、底堅い動き。欧州株の下落を受けてリスク回避の円買いが先行し、104.02円まで下落しました。ただ、9月21日の安値104.00円がサポートとして意識されると、買い戻しが優勢となり、徐々に値を切り上げていく展開となりました。
NY市場は、反発。NY時間に発表された、7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率33.1%増と予想の31.0%増を上回り、統計を開始した1947年以来最大の伸びを記録したことでドル買いが優勢となり、その後、対ユーロでドル高が進むと、円に対してもドル買いが優勢となったことから、東京時間の高値104.50円を上抜けて104.72円まで反発しました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドは上向きに転じて、エクスパンションを形成していることから上昇を示唆しています。ただし、-2σが収斂していることから、上昇にも一服感が出ています。
日足チャートで見ると、ダウントレンドを継続しており、8/19、8/28の安値105.10円を割り込んだことで、大きく下落していますが、9/21安値の104.00円がサポートラインとして意識されている展開です。
以上のことから、本日の下値目途は、9/21安値の104.00円、昨日(10/29)安値の104.02、上値目途は、10/20高値105.75円と昨日の安値104.02円の38.2%戻しとなる104.67円、上抜けた場合は、50%戻しとなる104.89円がターゲットとみています。なお、下値104.00円を下抜けた場合は、急落する可能性が高いため注視したい。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンドを表示しています。