ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2020/10/26)(PDF)
ドル円日次レポート
昨日(10月26日)のドル円相場は、9/21以来、約1週間ぶりに105円台を回復するも、上値は重く、104.82円まで反落する展開となりました。
東京市場は上昇。仲値公表後、ドル買いが優勢となり、一時104.93円まで上昇しました。
欧州市場は、104.79円〜104.97円の18銭幅で方向感なく、104円台後半でのもみ合いとなりました。
NY市場は、反発。ダウ平均が800ドル超下落したことで、米経済先行き不透明感から、ドル資産確保への動きで、ドル買いが先行し、105.06円と9/21以来、1週間ぶりとなる高値を付けました。その後は利益確定の売りに押され、104.82円まで下落しNYをクローズしています。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドは、スクイーズを形成し、横這いとなっており、方向感がないことを示唆しています。また、10/20高値の105.75円からの50%戻しとなる105.04円近辺で上値を抑えられて反落しておりますので、上値の重い展開が予想されます。
日足チャートで見ると、ダウントレンドを継続しており、8/19、8/28の安値105.10円を割り込んだことで、大きく下落しています。
日足では7/31安値の104.18円、また9/21安値の104.00円が次のサポートラインとして意識されている展開です。
以上のことから、本日の下値目途は104.00円、昨日安値からの戻りが継続した場合、上値目途は、10/21安値の104.34円の50%戻しとなる105.04円、上抜けた場合は、38.2%戻しとなる105.21円がターゲットとみています。なお、下値104.00円を下抜けた場合は、急落する可能性が高いため注視したい。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンドを表示しています。