ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
昨日(10月21日)のドル円相場は、9月21日以来、1カ月ぶりの安値となる104.34円まで急落しました。
東京市場は下落。対ポンドでドル安が進んだ影響を受けて、ドル円は105.25円まで下落しました。
欧州勢参入後もドル安の流れは変わらず、104.81円まで下げ幅を拡大しました。
NY市場は、急落。対ポンドでドル安の流れは継続し、24時前に104.34円と9月21日以来1カ月ぶりの安値を付けました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドは、エクスパンション形成後バンドウォークが発生し、すべてのラインが右肩下がりとなっていることから、強い下落を示唆しています。ただし、 2σが収斂していることから、一旦下げ止まりをみせています。
日足チャートで見ると、ダウントレンドを継続しており、8/19、8/28の安値105.10円を割り込んだことで、大きく下落しています。
日足では7/31安値の104.18円、また9/21安値の104.00円が次のサポートラインとして意識されている展開です。
以上のことから、本日の下値目途は104.00円、昨日安値からの戻りが継続した場合、上値目途は、急落前の高値105.75円と、昨日安値の104.34円の61.8%戻しとなる104.88円、上抜けた場合は、50%戻しとなる105.05円がターゲットとみています。なお、下値104.00円を下抜けた場合は、急落する可能性が高いため注視したい。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンドを表示しています。