2020/6/29のドル円相場の考察

昨日(6月29日)のドル円相場は急伸。6/10以来3週間ぶりの高値107.88円まで上昇しました。東京市場のドル円は、大きな材料がない中、107.04円〜107.37円の値幅で小動きとなりました。欧州市場では、動意に乏しく、107.10円〜107.25円の狭いレンジで推移しました。 NY市場ではドル円は急伸。 NYダウが200ドル高と堅調に推移したことで、リスク選好のドル買いが優勢となり、ドル円は107.60円まで上昇。その後23時に発表された、米国の5月中古住宅販売成約指数が、過去最大の伸び率となったことで、ドル円は続伸し、一時107.88円まで上昇しました。テクニカル（ドル円1時間足チャート）でみると、東京市場での高値107.37円を上抜けたことで、ボリンジャーバンドではエキスパンションが発生し、中心線の傾きが強いことから、ドル買い優勢を示唆しています。以上のことから、本日は、107.36（6/26高値）〜107.88円（6/29高値）での堅調な推移と考えます。