2016/3/30のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIを表示しています。 昨日のドル/円相場は、前日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演がハト派的な内容で、米国の早期利上げ観測が後退したことを受け軟調な推移が続きました。 また、日経平均株価も寄り付きからマイナス圏で推移したこともドル売り要因となり、ドルは112円前半まで軟化する動きとなりました。 ただし、テクニカルで見ると、アジア時間では価格が下落を続けるなかRSIは横這いで推移しダイバージェンスを形成しており、その後のドル反発を示唆する形となっていました。 また、価格の下落が続いたものの、ボリンジャーバンドに絡む形でバンドウォークを形成することはなく、ドルの下落の勢いの陰りが感じられる形となっていました。 海外時間に入ると、ドルは自立反転となり、さらに米国3月ADP全米雇用報告が予想を上回り2ヶ月連続で20万人台となったため、ドル買いが再燃し、一時112円68銭まで値を戻しました。 しかし、ドルの戻りも限定的で、NYの引けにかけては米国の利上げ観測の後退を嫌気したドル売りが継続し112円40銭水準で引けています。 本日は本邦年度末に当たることから、実需筋などから駆け込み的なフローが出てくるかどうかが注目されるが、明日に米雇用統計を控えていることもあり実需の動きがなければ模様眺めムードの強い相場となりそうです。

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