2019/2/27のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2019/02/25)(PDF)

デイリーレポート

2月27日のドル/円相場は、東京時間では110円半ばで膠着した動きが続きました。値幅は約10銭にとどまり、模様眺めムードの強い相場となりました。 欧州勢が参入すると、ドル売りが強まり一時110円35銭まで下押す局面もありましたが、ドルの下値は底堅く、その後は徐々に値を戻す動きとなりました。 NYがスタートするころにはMACDが買い転換しており、その後のドルの上昇を示唆する形となりました。 NY時間では、大量の社債発行や持ち高調整の動きを背景に長期金利が上昇、また2度目の米朝首脳会談成功への期待もあり、ドルの買い戻しが優勢となり、一時111円07銭の高値を付け、ほぼ高値圏で引けています。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が下院での証言で「資産縮小を年内に終了する方向で検討しており、近く公表する」と述べましたが、市場への影響は限定的でした。 NY時間で前日の下落の多くも取り戻し111円台を回復したものの、前日高値を更新することができず、111円台ではドルの上値の重い印象が残りました。ただし、110円を割り込むこともなかったため下値も堅く、再び110円台での方向感のない取引が続く可能性が高まったように見えます。 短期的には大きく動く材料は少ないものの、昨日はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が「中国による追加購入だけでは通商交渉合意には不十分」と述べており、米中通商交渉の行方には警戒が必要でしょう。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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