2018/8/17のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

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デイリーレポート

先週末(8月17日)のドル/円相場は、東京朝方に111円05銭の高値を付けた後、じりじりと軟化する動きとなりました。朝方の上昇でボリンジャーバンドの上方バンドにタッチしたものの、これが抵抗となりその後ドルの軟調な動きが続きました。海外時間に入ると、米トランプ政権がトルコへの追加制裁の可能性を示したことでトルコリラが再び売られ、リスク回避ムードが再燃、円が買い進まれる動きとなりました。この流れで、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが形成されていることが確認できます。さらに8月ミシガン大消費者信頼感指数が市場予想に反して低下したことで110円32銭の安値を付けました。後は110円半ばで小動きとなり、110円50銭水準で週を越えています。トルコ情勢に揺れる相場展開が続いていますが、今週はトルコが犠牲祭で1週間休みとなることからトルコリラは動きにくいと思われ、マーケットの目はトルコからいったん離れ、23日に公表される米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨など米国の金融政策へ向く可能性が高いように思われます。 ※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。