2016/2/23のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。 昨日のドル/円相場は、東京朝方に113円台に上昇する局面があったものの上値は重く、米系ファンドが投機的なドル売りや、ドルが113円台になかなか定着しないことに業を煮やした実需勢からも売りが入りました。 さらに中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を前営業日比で明確に元安設定したことを受け株安になり、これを睨んでサポートとみられていた19日安値112円30銭を割り込むとストップロスを巻き込みながらドル売りが加速、112円を割り込む動きとなりました。 この流れでボリンジャーバンドの下抜けが見られましたが、111円台での滞空時間も短く、明確なバンドウォークには繋がりませんでした。 MACDを見ると、東京早朝には既に売り転換が確認でき、ドルの軟調さを示唆していたことがわかります。 海外時間に入ると、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が減産しないことを明確化したと伝えられ、失望感から原油価格が下落し、リスク回避の動きが優勢となり、一時12日以来の安値となる111円78銭まで下落しました。 もっとも、111円台ではドルのショートカバーも入り、すぐに112円台を回復、112円前半での小動きでNYを引けています。 MACDは、111円台からの反発局面で再び買いに転換しており、ドルの下値をサポートする形となっています。 本日も株価を睨みながら112円近辺での動きが続きそうですが、昨日の安値を下回った場合は、2月11日につけた2014年10月以来の安値110円99銭を意識した動きとなる可能性もあり、まだ下値不安が残る動きといえそうです。

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