2018/3/23のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/03/19)(PDF)

デイリーレポート

3月23日のドル/円相場は、東京時間朝方こそ105円台前半で始まったものの、米中の貿易戦争懸念からドル売りが強まり105円を割れ、米大統領選が行われた2016年11月以来約1年4カ月ぶりの安値104円63銭まで下落しました。 その後、一時105円台を回復したものの、日経平均が1000円を超える下げとなったことなどから終始上値は重く104円台での取引が続きました。 欧州時間では、ドルのショートカバー (※1)が優勢となり、NY時間に入ると2月の米耐久財受注 (※2)が前月比3.1%増と市場予想を大きく上回り、昨年6月以来の大幅増となったことなどを受け、一時105円29銭まで回復しましたが、米中貿易戦争への懸念は根強く104円80銭レベルで週を越えています。 テクニカルで見ても、MACDがマイナス圏で推移しており、また本日朝方には再び売り転換してきているなど、ドル軟調な地合いが示唆されています。 また、サポートであった105円を割り込んでしまい、この水準がレジスタンスになってきているようでマーケットの目は米大統領選の結果が判明した2016年11月9日の安値の101.2近辺まで視野に入ってきているように思われます。 米中貿易戦争への懸念も根強く、市場はリスク回避姿勢を強めたままと予想され、当面はドルの軟調な地合いが続きそうです。 ※1.ショートカバーとは 売り(ショート)ポジションを決済すること。値下がりを期待した空売りなどの売りの持ち高を取っていた金融資産を買い戻すこと。 ※2.米耐久財受注とは 米耐久財受注とは、毎月下旬に発表される米国内における企業の耐久財の新規受注額を集計した経済指標の1つ。耐久財とは、自動車や家電製品などの3年以上の消費財を指す。速報性が高く、民間設備投資の先行指標として注目される。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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