2017/7/31のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/7/31)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京朝方は110円台半ばで推移していましたが、月末絡みのフローで、輸出企業のドル売り・円買いが持ち込まれ110円30銭まで下押ししました。 110円台前半は強い下値抵抗であり、欧州時間にかけて110円77銭まで反発しました。 ただし、ドルの上値は重く、その後ドルはじりじりと押し下げられる動きとなり、NY時間に入ると、ホワイトハウスのスカラムチ広報部長の解任により米政治の先行き不透明感が強まったこと嫌気して110円22銭まで下落し、ほぼ安値圏で引けています。 米議会は米医療保険制度改革(オバマケア)を廃止する法案を可決できず、ホワイトハウスでは報道官の辞任や大統領首席補佐官の更迭など波乱が相次ぎ、政権運営は混迷を深めており、トランプ大統領が税制改革を含めた経済成長を促進する政策を実行できないとの懸念がドルを圧迫する要因となっています。 また、IMM通貨先物の投機ポジションの円売り越しは、前週比5,400枚減の12 万1,489枚となっており、円の売り越し規模がまだ相当大きい中で、ドルがジリ安となっていることで大方の投機筋が損失を抱えたまま、円ショートのポジションを保持していることには注意が必要でしょう。 市場では、52週移動平均線を意識しており、この水準が現在110円10銭レベルであることから、110円の節目割れへの警戒感が強くなっています。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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