先週末(8月22日)のドル円相場
先週末(8月22日)のドル円は、急落。
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言を受け、米早期利下げ観測が台頭し、8月14日以来の安値となる146.58円まで急落しました。
東京市場は上昇。
朝方148.25円まで下落したものの、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホールでの講演を控え、ポジション調整目的のドル買い円売りが優勢となり、8月1日以来の高値となる148.77円まで上昇しました。
欧州市場はもみ合い。
ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて、148.42円〜148.74円と32銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は急落。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は講演で、「関税は長期的なインフレを誘発する可能性がある」、「インフレリスクは上昇傾向、雇用は下振れ傾向」と発言し、「政策が引き締め的な領域にあるためリスクバランスの変化が政策調整を正当化する可能性がある」との見解を示すと、米早期利下げ観測が台頭し、ドル売り円買いが優勢となり、8月14日以来の安値となる146.58円まで急落しました。
==========================
本日(8月25日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/8/18)(PDF)