昨日(5月27日)のドル円相場
昨日(5月27日)のドル円は、2日続伸。
本邦財務省が国債の発行計画を見直すとの観測報道や、強い米経済指標の結果を受け、ドル買い円売りが優勢となり、144.46円まで上昇しました。
東京市場は、下落後に反発。
朝方に142.93円まで上昇したものの、植田日銀総裁が「経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と発言したことを受け、円買いドル売りが優勢となり、142.12円まで下落しました。その後、「2025年度の国債発行計画見直しを検討へ」の一部報道が伝わると、本邦長期金利が大きく低下したことを背景に買い戻しが優勢となり、143.43円まで反発しました。
欧州市場は上昇。
欧州勢は、東京市場の流れを引き継ぎドル買い円売りで参入し、144.17円まで上昇しました。
NY市場は、小幅上昇。
米5月消費者信頼感指数(予想87.2 結果98.0)が市場予想を大幅に上回る強い結果だったことを受け、ダウ平均の上昇とともにドル買いが優勢となり、日通し高値となる144.46円まで上昇しました。
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本日(5月28日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きに転じており、上昇を示唆しています。また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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