昨日(4月17日)のドル円相場
昨日(4月17日)のドル円は、上昇。
東京市場で141.61円まで下落し、年初来安値を更新したものの、日米貿易交渉が無難に通過したことでドル買い円売りが優勢となり、143.08円まで反発する値動きとなりました。
東京市場は上昇。
序盤に前日安値の141.63円を割り込んで141.61円まで下落し、年初来安値を更新したものの、警戒された日米貿易交渉が無難に終わったことを受け、日経平均株価の上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、142.87円まで反発しました。
欧州市場は、上値が重い。
欧州勢は、東京市場の流れを引き継ぎドル買い円売りで参入し、日通し高値となる143.08円まで上昇しました。その後トランプ米大統領による「パウエルFRB議長は常に遅すぎ、そして間違える」との発言が伝わると、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、142.46円まで下落する展開となりました。
NY市場は反発。
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想2.0 結果-26.4)の予想を大幅に下回る結果や、ダウ平均の大幅下落を背景としたドル売り円買いが優勢となり、141.90円まで下落しました。
その後、東京市場の安値141.61円が意識されると買い戻しが優勢となり142.71円まで反発したものの、トランプ米大統領が「私が望めばパウエル議長は職を離れることになるだろう」「金利をいま引き下げるべきだ」と発言したことを受け、リスク回避の円買いドル売りの流れが再燃し、142.31円まで下落しました。
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本日(4月18日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、日足・週足のボリンジャーバンドもともに中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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