昨日(11月28日)のドル円相場
昨日(11月28日)のドル円は、上昇。
次期トランプ政権による対中国への半導体追加規制が想定より軽いとの報道や、対メキシコとの関税摩擦へのリスク回避の動きが後退し、151.95円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
軟調推移だった日経平均株価が上昇に転じたことを受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、151.75円まで上昇しました。その後は買い進める材料も乏しく151円半ばでのもみ合いとなりました。
欧州市場は続伸。
「米政権の検討している追加の対中国への半導体規制が以前想定されていたより厳しい措置には至らない見通し」との一部報道や、トランプ次期大統領による「メキシコのシェインバウム大統領は米国へのメキシコ経由の移民を止めることに同意し、事実上南部国境を閉鎖した」とのSNS投稿を受け、リスク回避の動きが後退し、日通し高値となる151.95円まで上昇しました。
ただ、152円の大台を前に利食い売りに押され、その後は上値の重い展開となりました。
NY市場は下落。
感謝祭の祝日休場で動意も薄く、主だった米経済指標の発表もない中、徐々に上値を切り下げ151円半ばでのもみ合いとなりました。
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本日(11月29日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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