昨日(10月10日)のドル円相場
昨日(10月10日)のドル円は、3日ぶりに反落。
米CPI後に急伸するも、弱い雇用関連指標の結果を受けて急反落する荒い値動きとなりました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に149.01円まで下落したものの、5・10日要因となる実需目的のドル買い円売りが優勢となり、8月15日高値の149.39円を上抜けて149.54円まで上昇しました。ただ、米9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えたポジション調整目的売りに押され、149.21円まで下落する展開となりました。
欧州市場は下落。
米CPIの発表を控えたポジション調整目的売りから148.78円まで下落しました。
NY市場は、荒い値動き。
米9月消費者物価指数(予想2.3% 結果2.4%)、米9月コアCPI(予想3.2% 結果3.3%)と市場予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となりました。
149.44円まで急伸するも、同時刻に発表された米新規失業保険申請件数(予想23.0万件 結果25.8万件)の弱い結果に一転して148.20円まで急落する荒い値動きとなりました。
その後、アトランタ連銀ボスティック総裁による「11月の金利据え置きについて私は間違いなくオープン」「今年の利下げをスキップしても全く問題ない」との、11月金利据え置きの可能性を示唆した発言を受け、149.08円まで値を戻す展開となりました。
ただ上値は重く、148.56円でNYをクローズしています。
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本日(10月11日)のドル円予想
時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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