昨日(9月3日)のドル円相場
昨日(9月3日)のドル円は、5日ぶりに反落。
米経済指標の弱い結果を背景に急落し、145.16円安値を付けました。
東京市場は下落。
9時台に日通し高値となる147.21円まで上昇したものの、9月2日高値(147.17円)近辺で面合わせとなり、利食いのドル売りが入ったことや日経平均株価が下落に転じたことを背景にドル売り円買いが優勢となり、146.14円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
植田日銀総裁が経済財政諮問会議にて「物価の見通しが実現していくとすれば引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する」と発言したことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、145.61円まで急落したものの、利益確定のドル買い戻しが入り、146.29円まで急反発し、往って来いの展開となりました。
NY市場は急落。
米10年債利回りが3.84%まで急低下したことを受けドル売りが加速し、145円台前半へ急落しました。
その後、米8月ISM製造業景況指数の悪化(予想47.5 結果47.2)を受け、日通し安値145.16円まで下落しました。引けにかけては利食いのドルの買い戻しが入り、145.48円でNYをクローズしています。
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本日(9月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横ばいで±2σが収斂してることからもみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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