先週末(7月26日)のドル円相場
先週末(7月26日)のドル円は、方向感を欠いた値動き。
FRBによる早期利下げ観測から153.21円まで下落したものの、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となり、153.87円まで反発しました。
東京市場は、もみ合い。
153.38円〜154.14円と76銭の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、日通し高値となる154.72円まで上昇しました。
NY市場は、下落。
米6月PCEデフレーター(予想2.5% 結果2.5%)の予想通りの結果を受け、インフレの鈍化が示されるとFRBによる早期利下げ観測が台頭し、153.21円まで下落しました。ただし、7月ミシガン大学消費者態度指数(予想66.0 結果66.4)の市場予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、153.87円まで反発しました。
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本日(7月29日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しているものの、 2σが収斂し始めており、下げ止まりを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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