昨日(7月15日)のドル円相場
昨日(7月15日)のドル円は、下落。
パウエルFRB議長の発言が市場予想よりもハト派的な内容だったことを受けて、前週末安値の157.35円を下抜けて、6月17日以来約1カ月ぶりの安値となる157.17円まで下落しました。
東京市場は、小幅安。
祝日休場の中、4月29日のような休場日の円買い介入への警戒感もあり、158円台で上値の重い展開が続きました。
欧州市場は、小動き。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言を控えて、158.00円を挟んだ狭いレンジ取引が続きました。
NY市場は、急落後に反発。
パウエルFRB議長の「過去3回のインフレ指標は信頼感を高めた」「第2四半期のインフレ率はさらに改善」。との発言が、想定よりもハト派的な内容だったと受け止められ、円買いドル売りが優勢となり、前週末安値の157.38円を下抜けて一時157.19円まで急落しました。
ただ、パウエルFRB議長が利下げ開始時期についての言及を避けたことで、買い戻しが優勢となり、158円台前半まで持ち直す展開となりました。
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本日(7月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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