先週末(6月14日)のドル円相場
先週末(6月14日)のドル円は、2日続伸。
日銀会合を経て4月29日以来の高値となる158.25円まで上昇したものの、総裁会見で利上げの可能性を示唆したことで156.89円まで下落する荒い値動きとなりました。
東京市場は、上昇。
日銀金融政策決定会合の結果公表前に思惑的な売りから、156.78円まで下落する値動きがありましたが、日銀は金融政策の現状維持を決定。国債買い入れ大幅減額への警戒感が高まっていたなかで、具体的な減額計画の策定は次回7月に持ち越したことを受け、日米金利差を意識したドル買い円売りが優勢となり、4月29日以来の高値となる158.25円まで上昇しました。
欧州市場は、下落。
会合後の記者会見で、植田日銀総裁の「国債買い入れ減額は相応の規模に」や「7月会合での利上げの可能性」を示唆するとドル売り円買いが優勢となり、156.89円まで急落しました。
NY市場は、方向感を欠いた値動き。
米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、157.49円まで値を戻すも上値は重く、その後も157円前半でのもみ合いとなりました。
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本日(6月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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