昨日(5月21日)のドル円相場
昨日(5月21日)のドル円は、4営業日ぶりに小反落。
ウォラーFRB理事によるハト派的な発言から155.85円まで下落したものの、複数のFRB高官からの早期利下げに慎重な発言が伝わると、すぐに156円台に値を戻しました。
東京市場は、上値が重い。
前日NY市場でのドル買いの流れを引き継ぎ、序盤に156.55円まで上昇したものの、5/15高値156.56円が意識されると買いも続かず、156.30円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、小動き。
156.03円〜156.32円と29銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、下落後に反発。
ウォラーFRB理事による「追加利上げは恐らく不要」、「インフレ再加速の見方は完全否定できる」とのハト派的な発言が伝わるとドル売りが優勢となり、155.85円まで下落しました。
ただ、アトランタ連銀ボスティック総裁による「第4四半期前の利下げはないだろう」との発言や、バーFRB副議長が「以前に考えられていたよりも長期間、引き締めを維持する必要がある」など、早期利下げに慎重な見解を表明したことで、ドル買いが優勢となり、156.25円まで値を戻しました。
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本日(5月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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