先週末(5月17日)のドル円相場
先週末(5月17日)のドル円は、続伸。
米経済指標が予想を下回る結果となったことを受けて一時155.25円まで下落したものの、米早期利下げに慎重な見方を示すFRB高官の発言が相次ぎ、155円台後半まで反発する展開となりました。
東京市場は、上昇。
日銀が公表した国債買入れオペのオファー額が前回から据置きだったことが伝わると、ドル買い円売りが優勢となり、155.93円まで上値を伸ばした。
欧州市場は、続伸。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、155.98円まで上昇しました。
NY市場は、下落後に反発。
米4月景気先行指標総合指数(予想-0.3%、結果-0.6%)が予想を下回ったことで、一時155.25円と日通し安値を更新したものの、ボウマンFRB理事の、「インフレはしばらく高止まりするだろう」「今年はインフレに関してさらなる進展はまだ見られない」「金利変更には引き続き慎重、インフレ進展次第では利上げも辞さない」といった米早期利下げに慎重な見方を示す発言が相次いだことで、米長期金利の上昇を受けてドル買い円売りが優勢となり、155.70円近辺まで反発する展開となりました。
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本日(5月20日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、またバンドの幅が収斂していることから、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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