昨日(5月15日)のドル円相場
昨日(5月15日)のドル円は、4営業日ぶりに反落。
米消費者物価指数の伸び率の鈍化や米小売売上高の悪化を受けて、154.70円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
5・10日要因となるドル買い円売りから156.56円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売りが優勢となり、156.18円まで下落しました。
欧州市場は、下落。
時間外の米10年債利回りの低下を受けたドル売りが優勢となり、156円を割り込んで下落すると、米消費者物価指数の発表を控えたポジション調整目的の売りも重なり、155.58円まで下落しました。
NY市場は、続落。
米4月消費者物価指数(予想3.4% 結果3.4%) の伸び率が鈍化したことわかると、ドル売りが優勢となり、また同時刻に発表された米4月小売売上高(予想0.4% 結果0.0%)の市場予想を下回る結果にドル売りが加速。154.72円まで急落しました。
ただし、155円割れでは日米金利差を意識したドル買い円売りから155.80円まで急速に値を戻しました。
その後発表された米5月NAHB住宅市場指数(予想50 結果40)の市場予想を下回る結果が伝わるとドル売りが優勢となり、154.70円まで再度下落する展開となりました。
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本日(5月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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