昨日(3月27日)のドル円相場
昨日(3月27日)のドル円は、急伸後に急落。
1990年7月以来、約34年ぶり高値となる151.97円まで急伸するも、為替介入への警戒感から151.02円まで急落する荒い値動きとなりました。
東京市場は、急伸後に反落。
田村日銀審議委員が「当面緩和的な金融環境が継続する」と発言したことや、日経平均の堅調地合いから円売りが優勢となり、ストップを巻き込みながら、1990年7月以来、約34年ぶり高値となる151.97円まで急伸しました。
その後、鈴木財務相より「(円相場について)高い緊張感をもって見ている」「行き過ぎた動きにあらゆる手段を排除せず断固たる措置」との円安けん制発言が伝わると、為替介入への警戒感から151.60円まで下落する展開となりました。
欧州市場は急落。
財務省・金融庁・日銀による3者会合が緊急で実施されるとの一部報道が伝わると、為替介入への警戒感から151.03円まで急落しました。
NY市場は、もみ合い。
重要な米経済指標の発表もなく、151.18円〜151.42円と24銭幅の狭いレンジで方向感を欠いた値動きとなりました。
===========================
本日(3月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/3/25)(PDF)