昨日(12月27日)のドル円相場
昨日(12月27日)のドル円は、3日ぶりに反落。
米10年債利回りの低下を受け、141.55円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均株価の堅調推移を受けたリスク選好の円売りが優勢となり、142.84円まで上昇したものの、年末を控えたポジション調整目的の売りに押され、142.43円まで下落する上値の重い値動きとなりました。
欧州市場は、方向感を欠く。
12月18?19日に開催された日銀金融政策決定会合の内容で、金融政策修正に関しては、「少なくとも来春の賃金交渉の動向を見てから判断しても遅くはない」との見解が伝わると、日銀による早期政策修正の思惑は後退し、142.83円まで上昇しました。
ただ、東京高値142.84円が意識されると伸び悩み、時間外の米10年債利回りの低下とともに142.45円まで下落しました。
NY市場は下落。
米12月リッチモンド連銀製造業指数(予想-3 結果-11)の市場予想を下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りが7月20日以来の低水準まで急低下したことでドル売りが加速。141.55円まで下落しました。
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本日(12月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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