先週末(12月22日)のドル円相場
先週末(12月22日)のドル円は、3日ぶりに反発。
米早期利下げへの思惑から141.89円まで下落したものの、142.66円まで反発する下値の堅い値動きとなりました。
東京市場は、上値が重い。
公表された日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30-31日分)で、「政策修正に向けて前向きな発言が確認された」との内容であったことを背景に円買いが優勢となり、141.87円まで下落しました。
その後、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、142.56円まで反発したものの、戻り売りに押され142.35円まで下落する上値の重い展開となりました。
欧州市場は下落
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売りが優勢となり、141.93円まで下落しました。
NY市場は反発。
米11月個人消費支出PCEデフレーター(予想3.0% 2.8%)や同コア・デフレーター(予想3.5% 結果3.3%)が市場予想を下回る結果だったことを受け、米早期利下げへの思惑からドル売りが優勢となり、141.89円まで下落しました。
その後米10年債利回りが上昇に転じると一転ドル買いが優勢となり、142.66円まで値を戻す展開となりました。
===========================
本日(12月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/12/25)(PDF)