昨日(11月21日)のドル円相場
昨日(11月21日)のドル円は、往って来い。
米長期金利の低下を受け、9月14日以来の安値となる147.16円まで下落したものの、FOMC議事要旨のタカ派的な内容を受けドル買戻しが優勢となり、148.59円まで値を戻す展開となりました。
東京市場は下落。
米金利先高感の後退を背景としたドル売りの流れは止まらず、大台148円を割り込むとストップを巻き込みながら、147.25円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売りが優勢となり、9月14日以来の安値となる147.16円まで下落したものの、147円前半では押し目買い意欲も旺盛で、147.80円まで値を戻す方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となる中、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨において、「インフレの進展が不十分な場合、FRBはさらなる引き締めを検討」、「大半の当局者はインフレの上振れリスクを認識」との見解を示し、インフレ高止まりへの警戒が続いていることが強調された内容だったことがわかるとドル買いが加速。148.59円まで急伸しました。
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本日(11月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いに転じ、もみ合いを示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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