先週末(9月1日)のドル円相場
先週末(9月1日)のドル円は、下落後に急伸。
米雇用統計の結果を受け144.44円まで下落したものの、米PMI改定値、米ISM製造業景況指数の強い結果に146.29円まで急伸する展開となりました。
東京市場は、方向感を欠く。
145.23円〜145.70円と47銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
米雇用統計の発表を控え、145.21円〜145.62円と41銭幅でのもみ合いとなりました。
NY市場は、下落後に急伸。
注目の米8月雇用統計では、8月非農業部門雇用者数(予想17.0万人 結果18.7万人)は好結果だったものの、8月平均時給が前月比(予想0.3% 結果0.2%)、前年同月比(予想4.4% 結果4.3%)ともに悪化。
8月失業率(予想3.5% 結果3.8%)は市場予想を大幅に下回る弱い結果だったことを受け、米追加利上げ観測が一段と後退したことでドル売りが優勢となり、日通し安値となる144.44円まで下落しました。
その後発表された8月米製造業PMI改定値や(予想47.0 結果47.9)、8月米ISM製造業景況指数(予想47.0 結果47.6)が軒並み市場予想を上回る結果だったことで一転ドル買いが先行。
メスター米クリーブランド連銀総裁による「インフレは一定の進展があるものの、依然として高すぎる」とのタカ派的な発言が伝わるとドル買いが加速し、146.29円まで値を戻す展開となりました。
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本日(9月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ?バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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