昨日(8月22日)のドル円相場
昨日(8月22日)のドル円は、下落。
米長期金利の上昇を背景としたドル買いが優勢となり146.40円まで上昇したものの、米長期金利が下落に転じると一転ドル売りが優勢となり、145.49円まで反落しました。
東京市場は下落。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、前日高値と面合わせとなる146.40円まで上昇したものの、「植田日銀総裁と岸田首相が会談」との一部報道が伝わると介入警戒感から円買いが優勢となり、145.84円まで下落しました。
欧州市場は、下落後に反発。
時間外の米10年債利回りが低下したことを受けてドル売りが優勢となり、145.49円まで下落したものの、その後は一時146円台前半まで反発しました。
NY市場は、上値が重い。
米10年債利回りが2007年11月以来の高水準まで上昇したことを受け、ドル買いが優勢となる中、リッチモンド連銀バーキン総裁による「インフレ率が高止まりし、需要がインフレ低下の可能性を示す兆候を示さない場合、金融政策の引き締めが必要となるだろう」とのタカ派的な発言が伝わるとドル買いが加速。146.13円まで上昇しました。ただ、25日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控え、ポジション調整目的のドル売りが優勢となり、145.70円まで下落する展開となりました。引けにかけて小反発するも上値は重く、145.88円でNYをクローズしています。
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本日(8月23日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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