先週末(3月24日)のドル円相場
先週末(3月24日)のドル円は、3日続落。
欧州金融不安の再燃からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、129.64円まで下落後、米経済指標の好結果を受けて130.89円まで値を戻す展開となりました。
東京市場は下落。
米利上げ休止観測の高まりから、10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、130.05円まで下落しました。
欧州市場は続落。
ドイツの金融大手ドイツ銀行が「一部の社債を早期に償還する」と発表したことで同社の株価が急落したことを受けて、欧州金融不安からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、2月3日以来の安値となる129.64円まで下落しました。
NY市場は上昇。
軟調推移だった米10年債利回りが一転上昇に転じるとドル買い円売りが優勢となり、3月米PMI速報値における製造業(予想47.0 結果49.3)、サービス部門(予想50.5結果53.8)、総合(予想49.5 結果53.3)ともに市場予想を上回る結果となったことを受けてドル買い円売りが加速し、130.89円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、130.68円でNYをクローズしています。
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本日(3月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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