昨日(5月24日)のドル円相場
昨日(5月24日)のドル円は急落。一時126.36円と4月18日以来の安値を更新しました。
東京市場のドル円はじり安。一時128.08円と、前日高値128.06円を上回る場面があったものの、日経平均株価をはじめ上海株・香港株などのアジア株が軟調に推移したことで売り優勢となり、127.50円近辺まで値を下げました。
欧州市場は軟調。米10年債利回りが一時2.79%台まで低下したことで、ドル売りが強まり、127.08円まで下落しました。
NY市場は急落。NYダウが500ドルを超える大幅安となったことや、この日発表された米経済指標が軒並み市場予想より弱い結果となったことを背景にドル売りが加速し、一時126.36円と4月18日以来の安値を更新しました。
その後はNYダウが下げ幅を縮小したことなどから買い戻しが入り、126.90円近辺まで反発しました。
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本日(5月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドの中心線は下向きとなっているものの、+2σが収斂しており、いったん下げ止まることを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、もち合いを示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(126.36円〜127.50円)になると予想します。
上値の目途は5/23安値の127.15円、上抜けると5/12および5/20安値の127.50円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、5/24安値の126.36円、下抜けると4/11および4/12高値125.76円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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