2022/3/28 FXドル円予想レポート

先週末(3月25日)のドル円相場

先週末(3月25日)のドル円は、6日ぶりに反落するも、日米金利差が意識されて底堅い値動きとなりました。 東京市場のドル円は、日経平均株価が下落したことや時間外の米10年債利回りが2.34%台まで低下したことを受け、円買いドル売りが優勢となり、121.17円まで下落しましたが、その後、米長期金利が低下幅を縮めたことを背景に、121.72円まで値を戻す、底堅い展開となりました。 海外市場では、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁による「0.50%の利上げが適切であれば、そうする」 との発言から、積極的な米金融引き締めが改めて意識され、米10年物国債利回りが、2.50%台まで上昇し、2019年5月以来の高水準となったことを受け、122.43円まで上昇しました。その後週末にかけたポジション調整から121.77円まで下げる場面もありましたが、引けにかけて底堅く推移し、122.01円でNYをクローズしています。

本日(3月28日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩上がりに転じており、上昇を示唆しています。日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており上昇を示唆しています。ただし、日足ボリンジャーバンドでは、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。 以上のことから、本日は、もみ合い(121.41円〜123.00円)になると予想します。 上値目途は、3/25高値122.43円近辺となり、上抜けると、目立った抵抗帯が無いことから心理的節目となる123.00円が視野に入ります。下値目途は、節目の122.00円となります。なお、3/23高値の121.41円を下抜けると3/24安値120.95円近辺が意識されそうです。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2022/3/28)(PDF)

新しい記事

記事一覧

古い記事

テクニカル分析チャート講座

FXブロードネットでは、取引ツールに搭載しているものを中心にテクニカルチャートの基本的な見方と使い方をご紹介します。

プライスアクション

プライスアクションの基本法則や9つの各プライスアクションをそれぞれ動画や図解と共にご紹介します。

FXドル円予想レポート

ドル円の前日の為替相場の動きを、各テクニカルで検証します。

[動画でわかる]山中康司のボリンジャーバンド実践的手法

ボリンジャーバンドについて、全6ステップの動画で山中康司がわかりやすく説明いたします。

関連情報