2022/3/9 FXドル円予想レポート

昨日(3月8日)のドル円相場

昨日(3月8日)のドル円は底堅い。ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まりを背景とした、「有事のドル買い」から115.78円まで上昇しました。 東京市場のドル円は強含み。時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、115.53円まで上昇しました。 海外市場は底堅い。ウクライナ情勢悪化から安全通貨としてのドルに資金が流れる「有事のドル買い」が再燃し、日通し高値となる115.78円まで上昇しました。その後、米英がロシアからの原油禁輸を検討との報道から原油相場が急騰。世界経済への影響を懸念したリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、115.41円まで下落しました。ただし、「有事のドル買い」意欲も根強く、米早期大幅利上げ観測も相場を支え、115.74円まで持ち直す、底堅い展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、115.53円でNYをクローズしています。

本日(3月9日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかな上向きに転じており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(115.24円〜116.35円)になると予想します。 上値目処は、節目として意識される116.00円となり、上抜けると、1/4高値となる116.35円が視野に入ります。下値目途は、3/8安値かつ1/24安値113.47円から2/10高値116.33円の38.2%押しとなる115.24円近辺がターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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