昨日(12月27日)のドル円相場
昨日(12月27日)のドル円は、米国株相場が堅調に推移したことを背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、11月26日以来約1か月ぶりの高値となる114.91円まで上昇しました。
東京市場は、114.31円〜114.47円と16銭幅の狭いレンジで、もみ合いとなりました。
海外市場は、堅調。欧州時間では、材料に乏しい中、堅調な株価を背景にしたリスク選好の円売りドル買いが優勢となりました。その後、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大が続く中でも、米国の年末商戦が好調との報道から、米国株相場が堅調に推移し、リスク選好の円売りドル買いが加速し、11月26日以来約1か月ぶりの高値となる114.91円まで上昇しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、114.83円でNYをクローズしています。
本日(12月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きにで、エクスパンションを形成しつつあり、強い上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢(114.70円〜115.36円)になると予想します。
上値目途は、11/17高値、11/22高値115.00円となり、上抜けると、11/26高値115.36円が次のターゲットとなります。下値目途は、10/20高値114.70円近辺。下抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ23.6%押しとなる114.40円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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