昨日(9月1日)のドル円相場
昨日(9月1日)のドル円は反落。3週間ぶりの高値となる110.41円を記録したものの、米8月ADP雇用統計が予想を下回る結果となったことを受け、109.88円まで急落しました。
東京市場は上昇。日経平均株価や米10年債利回りが上昇したことを背景にドル買い優勢となり、110.25円まで上昇しました。
海外市場は下落。欧州勢が参入後もドル買いの流れは継続し、8/13以来、約3週間ぶりの高値となる110.41円まで上昇しました。しかし、NY勢が参入後に発表された米8月ADP雇用統計が予想(61.3万人)を大きく下回る結果(37.4万人)となったことでドル売りが加速し、109.88円まで急落しました。
その後発表された米8月ISM製造業景況指数が予想(58.6)を上回る結果(59.9)となったことでドルの買戻しが入り、110.12円まで反発したものの、ドル買いの流れは続かず109.88円でNYをクローズしました。
本日(9月2日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(109.57〜110.20円台)になると予想します。
上値目途は、8/10安値かつ8/19・8/26・8/27高値となる110.20円台、上抜けると4/23安値から7/2高値のフィボナッチ23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、8/31安値かつフィボナッチ50%押しの109.57円近辺、下抜けると8/18・8/19・8/20・8/24安値近辺の109.40円台が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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