ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆110円台半ばから後半で軟調
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昨日(6月28日)のドル円は続落し、110.49〜110.97円と先週末(6/25)と同じ水準で推移しました。
東京市場は軟調。110.84円でオープンした後、本邦輸出企業によるドル売りからじり安となり、110.61円まで下落しました。
海外市場は上昇後に急反落。欧州勢の参入後は110円台半ばでもみ合いが続いていましたが、NY勢が参入する時間帯になるとドル買い優勢となり、21時過ぎに一時110.97円の高値まで上昇し、前日高値と面合わせとなりました。前日高値近辺ではドル売りが強まり、110.49円まで急反落しました。
引けにかけてはじり高となり、110.62円でNYをクローズしました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆(押し目買い優勢)しています。
上値目途は、2021/6/23、2021/6/24高値111.10円近辺、上抜けると2020/3/24高値となる111.71円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、2021/6/25、2021/6/28安値110.48円近辺、下抜けると2021/4/23安値(107.47円)から2021/6/23高値(111.10円)のフィボナッチ23.6%押しとなる110.25円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。