ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆続落するも下値は限定的
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先週末(6月25日)のドル円は、110.48〜110.98円の値幅で推移しました。
東京市場は上昇後に反落。5・10日(ゴトー日)ということで、仲値に向けたドル買いから一時110.98円まで上昇しましたものの、111円手前ではドル売り意欲が強く、仲値以降はじり安となりました。
海外市場は往って来い。欧州勢の参入後もドル売りは継続し、NY勢の参入後に発表された5月個人消費支出(PCE)の前月比が0.0%と予想の0.4%を下回ったことでドル売りが加速し、110.48円まで急落しました。
しかし、110.50円前後ではドル買い意欲が強く反発し、110.87円まで値を戻しました。NYクローズは110.72円になりました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆(押し目買い優勢)しています。
上値目途は、2021/6/23、2021/6/24の高値111.10円近辺、上抜けると2020/3/24高値となる111.71円が次のターゲットとなります。
下値目途は、6/25安値110.48円、下抜けると2021/4/23安値(107.47円)から2021/6/23高値(111.10円)のフィボナッチ23.6%押しとなる110.25円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。