ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆年初来高値を更新。1年3ヵ月ぶりの高値111.10円を記録
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昨日(6月23日)のドル円は続伸。3/31につけた年初来高値となる110.96円を超え、1年3ヵ月以来となる高値111.10円を記録しました。
東京市場は上昇。前日から続くドル買いの流れを引き継ぎ、110.85円まで上昇しました。
海外市場も上昇。目立った取引材料は伝わらなかったものの、直近高値更新を目的とした仕掛け的なドル買いが支援材料となり、3/31につけた年初来高値110.96円を抜けたことでストップを巻き込みながら上昇し、1年3ヵ月ぶりとなる高値111.10円を記録しました。
その後、利食いのドル売りが入ったことで110.65円まで急落したものの、アトランタ連銀ボスティック総裁が「FRBは2022年終盤に利上げに着手する必要がある」とタカ派的な発言したことを受け、再び111円台にのせ、その後も111円を挟んで底堅く推移し、110.93円でNYをクローズしました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線も右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、2020/3/26高値となる111.28円、上抜けると2020/3/24高値となる111.71円が次のターゲットとなります。
下値目途は、2021/4/23安値(107.47円)から2021/6/23高値(111.10円)のフィボナッチ14.6%押しとなる110.58円、下抜けると23.6%押しとなる110.25円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。