ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆上昇。一時110.79円の高値を記録
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昨日(6月22日)のドル円は堅調に推移し、一時110.79円の高値をつけました。
東京市場は上昇。日経平均株価が880円超高まで上昇したことでリスク選好のドル買い円売り優勢となり、110.48円まで上昇しました。
海外市場も上昇。米10年債利回りが1.51%台まで上昇したことや、米5月中古住宅販売件数が580万件と予想の572万件を上回ったことからドル買いが加速し、一時110.79円まで上昇しました。
その後は、利食いのドル売りが入ったことや、パウエルFRB議長が議会証言でハト派的な発言をしたことから、早期の利上げ観測が後退したことで110.57円まで下落したものの、NYクローズは110.64円となりました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線も右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、6/16、6/17、6/22高値となる110.80円近辺、上抜けると3/31高値となる110.96円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ76.4%戻しとなる110.14円、下抜けると6/21安値で、1/6を起点としたサポートラインの水準となる109.70円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。