ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/06/21)(PDF)
ドル円日次レポート
◆急落後に急反発
================
昨日(6月21日)のドル円は急落後に急反発。一時109.71円と6/14以来となる1週間ぶりの安値を記録後に、利食いの買戻しが入り、110.35円まで反発しました。
東京市場は急落。日経平均株価が一時1160円超の急落となったことからリスク回避の円買いが加速し、ストップを巻き込み109.71円まで急落しました。しかし、109.70円台は1/6を起点とした強いサポートライン水準でドル買い意欲が強く、その後は109円台後半で推移しました。
海外市場は上昇。日銀が4/21以来となるETF(上場投資信託)を701億円買い入れたことが報じられたことを受けて、日経平均先物が急反発、NYダウも一時610ドルの急騰を受け、円売りドル買い優勢となり、110.35円まで上昇しました。
引けにかけても高値圏で推移し、110.31円でNYをクローズしました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、6/16、6/17高値となる110.72円近辺、上抜けると3/31高値となる110.96円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、6/21安値で、1/6を起点としたサポートラインの水準となる109.70円近辺、下抜けると3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ50.0%戻しとなる109.22円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。