2016/4/6のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIを表示しています。 昨日のドル/円相場は、アジアから欧州時間にかけては上値が重いながらも110円台半ばで小動きが続きました。 この間、RSIを見ても中立水準での推移となっており、明確な方向性は見受けられませんでした。 しかし、NY時間に入り、公表された3月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、米連邦準備制度理事会(FRB)が「世界リスクの上昇で、警戒が正当化される」との方針がコンセンサスであったことが確認されたほか、国外の成長やドル高に懸念が表明されたためドル売りが強まり、一時109円34銭まで下落しました。 前日の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、安倍晋三首相が「各国とも恣意的な介入による通貨安誘導は避けるべきだ」と発言したため、日銀の円高阻止のための介入への警戒感が薄れたことも円高要因との指摘もあります。 この流れで、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが形成されたことが確認できますが、バンドウォークの形成期間が短く、一段のドル売り圧力が強くはなかったことが示唆されています。 2月末のG20財務相・中央銀行総裁会議では、各国が通貨安競争の回避で合意に至ったこともあり、5月末のG7伊勢志摩サミットでも主催国として、G20の流れを踏襲する必要があるため、日本単独の円売り介入はしにくいとの見方が強く、ドル/円の下値不安が強い状況が続きそうです。

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