2016/3/23のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIを表示しています。 昨日のドル/円相場は、アジア時間では本邦輸入企業のドル買い・円売りが流入しドルの下値を支えましたが、ユーロ/円など欧州通貨の対円での下落の影響もあり、ドル/円の上値も重くなり、きわめて狭いレンジでの推移となりました。 欧州時間に入ると、ドル買いが強まり、さらにNY時間に入ると米国の2月新築住宅販売件数が予想を上回ったことや米セントルイス連銀のブラード総裁も4月の利上げの可能性に言及したことなどを受けドル買いに拍車がかかり、一時112円91銭まで上昇しました。 しかし、この上昇でもボリンジャーバンドの上抜けは出来ず、またRSIを見ても価格の上昇ほどの上昇とはならずに上値が詰まった形となっており、その後のドルの反落を予感させるものとなっています。 実際にNY後半にかけては株価や原油価格の下落などもあり、ドルは反落し112円前半まで押し戻される展開となりました。 本日は、米国の株安や長期金利の低下を背景にドル売り先行で始まる可能性が強いとの指摘があるものの、今週に入って米連邦準備理事会(FRB)高官からタカ派的な発言が相次ぎ、早期追加利上げ観測を意識したドル買いも根強く、112円台を中心とした保ち合いの相場が続きそうです。

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