2016/3/8のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。 昨日のドル/円相場は、東京朝方に113円台半ばを試す動きがあったものの、日経平均が下げ幅を拡大する中で、ドルの上値は次第に重くなりました。 正午にかけては中国の2月の貿易統計が一段と弱い結果となるとの思惑から、113円を割り込んで112円75銭まで下落しました。 この流れで、ボリンジャーバンドの下抜けと軽いバンドウォークが確認できます。 その後、日経平均が下げ幅を縮めるとドルも値を戻し113円を回復しましたが、強い上昇力もなく方向性のない動きが続きました。 海外時間に入ると、経済協力開発機構(OECD)が全メンバー国経済の成長鈍化を指摘したため世界経済への不安が再燃し、リスク回避の円買い、ドル売りが加速して112円43銭まで下落しました。 MACDを見ると、東京午後からのもみ合いのなかで買い転換したものの、その後のドル下落ですぐに売りへと転換してしまっていることが確認できます。 もっとも、ボリンジャーバンドは上下のバンドともに右下がりとなっておりバンドウォークには繋がらず、下押しに勢いがなかったことが示唆されています。 市場の注目は、明日開かれる欧州中央銀行理事会での金融政策決定に向けられており、本日は模様眺めムードが強い展開になりそうとの指摘が聞かれます。

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